公開講演会「メソポタミアの都市哀歌伝統と聖書—新評価」(Mesopotamian City Lament Tradition and the Bible: A Fresh Appreciation)
INFORMATION
メソポタミアの都市哀歌伝統と聖書の哀歌の比較研究の多くは、メソポタミアの資料と聖書中の著名な都市哀歌集である『哀歌』との関連性に焦点を当ててきた。本講演では、メソポタミア独自の都市哀歌の伝統と聖書文学との潜在的な関連性の再検討を目的として比較の視野を広げ、哀歌伝統と預言者文学の間における重要なモチーフ、特に「主の日」という特徴的なモチーフとの関連性を強調する。
バル?イラン大学ユダヤ学部聖書学科准教授
Nili Samet 氏
ヘブライ大学でアッシリア学を専攻し修士課程修了後、バル?イラン大学で2010年に聖書学でPh.D取得。著書にThe Lamentations over the Destruction of Ur: A Revised Edition, Winona Lake, IN: Eisenbrauns 2014、共編著書にVe-’Ed Ya‘aleh(Gen 2:6): Essays in Biblical and Ancient Near Eastern Studies Presented to Edward L. Greenstein, Atlanta, GA: SBL, 2021など。アッシリア学と聖書学の両方の専門分野において、多数の論文を出版。現在、Mikra LeYisraelシリーズにて、コヘレトの言葉の注解書を執筆中。
詳細情報
名称
公開講演会「メソポタミアの都市哀歌伝統と聖書—新評価」(Mesopotamian City Lament Tradition and the Bible: A Fresh Appreciation)
対象者
本学学生、教職員、校友、一般
申し込み
主催
キリスト教学研究科
共催
日本聖書学研究所
お問い合わせ
キリスト教学研究科
TEL:03-3985-4779